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カレーの本場で移動式カレーを開業したバカな大学生の話。後編。

 

 前編はこちらから⬇️

以前までの話

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コロコロが使えない。』 

そんなハプニングに襲われながら、

僕たち無謀Boys

ローカルマーケットに向かった。

そこまでは前編で紹介しましたよね?

 

移動式カレー屋感を出すために、

留学先からコロコロの付いた机を

勝手に拝借。。。 失敬。

貸して頂いたのに幸先の悪いスタートだ。

 

しかし、

天国と地獄をこの後両方とも

味わうことになるとはこの時僕たちは

微塵にも思っていなかった。

そんな後編の始まり始まり。

僕達はマーケットを支配した。

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ローカルマーケットの一部に陣取り。

僕たちは商売を始めた。

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(イメージ画像)

Japanese Curryを20ルピー(40円)で販売することに。

 

屋台を準備しようとしている時から、

子供たちや近くで商売している大人たちが

「こいつらなにやるんだ?」

という感じで見てくる。

 

当たり前だ。
博多で外国人が屋台してるようなもんだ。

 

子供達への人気は絶大。

「Curry! Curry!」

無邪気に寄ってきては連呼してくれる。

しかし子供達はお金を持っていない。

彼らにとっては20ルピーでも高額なのだ。 


これは困った。

無料で配りたい。

でもそれでは意味がない。

僕たちは葛藤した。

その時、

大人のインド人がおもむろに近寄ってきた。

「子供達に食べさせてやってくれ。」

と言って50ルピーを渡してきた。


インド人の優しさ。

インド人はこんなことしない。

と思い込んでいたことを悔やんだ。


屋台の最初のお客さんであり、

また一生忘れられない思い出となった。 

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ここから

子供達の宣伝のおかげもあり、

マーケットを支配する事に。

 

留学先の人に

「これは支配してるわ。」

と言わせたので

自他共に認める支配力だったんだと思う。

売り上げは出なかったが、トントンのとこまでは持っていくことができ、最高のスタートを切ることができた。

 

はずだった。

地獄を味わう。

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 (画像.http://psychology-japan.com/mad-very-easily.html

 

『こんなもん食えるか!!!!!!!』

そんな言葉から僕たちの地獄は始る。

 

僕たちが丹精を込めて作ったカレー

漫画のようなに道端に捨てられ、

靴でぐちゃぐちゃにされました。 

 

2人の驚きと喪失感は測りしきれない。

一人は悲しむよりも笑い始め(僕)

もう一人は

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 自撮りしはじ、

ではなく唖然としていた。

 

原因はターメリックの入れすぎ。
粉を入れすぎたせいで水分が失われて、

食べもんじゃないという判決を食らった。

 

地獄はそれだけで終わらず。

そんなことがあったから、商売にならない。

 

おちょくる人。

商売を邪魔する人。

ヒンディー語で悪口言う人。

絵に描いたような地獄だった。

 

でも英語とヒンディー語を通訳してくれる

インド人に出会い改善点を教えてもらい、

自宅に帰り、味を調整。

 

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少しではあるけど改善されていく味!
地獄を味わったけど、逆にいい経験だ。

そう思うようにして次の日に向かうのだった。

泥酔したインド人の正論。

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前回の失敗から味を改善。

味は安定し、そこそこの商売をしていた。

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『Curry! Curry! 』

子供達も面白がって手伝ってくれるため、

そこそこの人気店の雰囲気を得る。

 

ヒンディー語を話すことのできない僕たちの

通訳や客寄せをしてくれる。

子供の無邪気さは本当に影響力が大きい。

 

しかし、殴り合いの喧嘩があっている時に

『Japanese Curry! Japanese Curry!』

と面白がっていうのだけは勘弁して欲しかった。


『ジャパニーズカリー?』
『こんなところで屋台やってんじゃね!』
『殺っちゃおーぜ!』

 

存在自体がなくなる可能性があるので。。

まっそれは冗談として。

 

場所が場所だけに

危険な時間帯もある。

それが夜の10時以降だ。

『10時以降はクレイジーなやつが多いから気をつけてね』

 

順調だった僕たちはこのことを忘れていた。

夜10時。

僕たちの前に

 

筋肉質でムキムキの男2人が

片手にウイスキー瓶を持ち、

ふらふらと千鳥足で

やってきて、足を止めた。

 

彼らは僕らの屋台の前にやってきて。


『なにやってんだお前ら?』
『Japanese Curry だと。』

 

鶴田の中のやばいスイッチはON

なったけれども。

お客様は神様!

と誰かが言ったから。


『20ルピーです!どうですか?』
渾身の笑顔を作り、接客をする。

 

酔っ払い
『何使ってるんだ?』


俺ら
『マサラパウダーとターメリックと、、』


酔っ払い
『おいおい、Japanese Curryだよな?

なんでインドの調味料使ってんだよ。

全然Japanese Curryじゃねーよ。』

 

 

あっ確かに。

 

 

僕と相方・勝俣泰斗。

この時初めて気づく。

これはJapanese Curryじゃない。。
日本の調味料何も使ってない。

 

もうこの後何も反論できず。
この後は説教を受けるのみ。

 

でも正論だから何もできず。

とぼとぼ帰宅した。

インドの酔っ払いは意外と正論を言う。

覚えておいて損はないはずだ。

挫折。挫折。挫折。

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1日目は目の前で料理を捨てられ。
2日目は酔っ払いに正論を言われ。

 

3日目。

Japanese Curry感を出すため

マサラパウダーとターメリック

醤油に変更して販売することに。

値段は変わらず20ルピー。

 

いざ戦場へ。

その日の戦場はやけに静かだった。

いつもごちゃごちゃしているのに。

変わらず子供はやってくる。
(買ってはくれないのだが。。)

 

僕たちは思っていた。

『最初だけだろう』

『すぐ人だかりができる』と。

 

人が来るだろう。

 

人が。

 

人は?どこ?

 

あれ?人いないの?

 

全く人来なーい

こんなこと今までなかった。

 

僕たちは経営不振に陥った。

醤油が浸透してない。

周りのお店からの圧力。

そして子供達の好奇心の低下。

 

初めてから1時間30分客ゼロ。

場所を移動したり、値段を下げたり。

様々な工夫をしたが思うように売れず。

音楽大音量で踊り狂ってました。

いわゆる挫折。

計画性のなさ。

準備不足。

全てが重なり。

僕たちは挫折しました。

 

一週間やりきる。

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 そんな前途多難なハプニングに

 

見舞われながらも目標であった

一週間の販売を成し遂げた無謀Boys

 

この一週間で利益を出すことはできなかったが、

利益以上にいい経験をしたと思う。

 

言葉の通じない環境。

やったことのない経営。

料理をしない男二人。

 

大変だった。

でもこの後スラム街で無料でカレーを配った時

やってよかった。

行動してよかった。

と感じることができた。

そのことに関しては次回書きたいと思います。

 

屋台プロジェクトここに完結。

以上、カレーの本場で移動式カレーを開業したバカな大学生の話。後編。でした。